社会
物流品質向上への取り組み
品質方針
より良いサービスを提案し、品質の向上を目指す
- 顧客とのコミュニケーションを高めてニーズを的確に把握し、顧客がより満足するサービスを提案しよう。
- 事故やクレームに至った真の原因を分析し、あらゆるリスクを想定して、対策を確実に実行できるようにしよう。
- 内部監査を充実させて、業務品質の向上を図ろう。
- ISOの理解をさらに深め、仕組みを活用して業務改善につなげよう。
- 資格取得や力量の向上に挑戦しよう。
ISO9001認証
当社は経営理念に基づいた品質方針を設定し、お得意さまにご満足いただけるより良いサービスを提供できるよう日々品質向上に努めています。
安全・衛生への取り組み
方針
安全で働きやすい職場づくり
安全で高品質な物流現場の確立
お得意さまにご満足いただけるより良いサービスを提供するため、安全で確実な作業を行い、労働災害を防止するとともに物流品質の向上を図ることは、経営上の大きな課題です。
健全で価値ある企業として持続的に発展するために、「安全」はすべての土台であり、全てに優先する事項であるとの共通認識に基づき、2020年4月に「安全・品質管理部」を設置しました。
当社グループでは、今後も安全と品質の向上にむけ、労働災害の防止やISO9001に基づく物流品質の向上に取り組んでまいります。また、安全性向上や効率化に資する設備投資も積極的に推進してまいります。
取り組み事例の紹介
安全衛生管理組織の整備
安全衛生管理組織を整備し、各職場での安全教育を実施しています。
各部門では安全衛生推進計画を策定し、3か月に1回見直し、評価を実施しています。
ドライブレコーダーやデジタルタコグラフ機器導入
従業員にはエコドライブ教育を実施しています。所有する業務用車両、荷役機械などに、ドライブレコーダーやデジタルタコグラフを装備し、安全な運転の指導に役立てています。
熱中症予防対策の徹底
当社グループで熱中症予防キャンペーン期間を設定し、熱中症予防の研修の実施や、各地域の職場の状況に応じた取り組みの強化など、熱中症予防対策の徹底を図っています。
微粒子バラ物貨物のトラック積み込み機をメーカーと共同開発(特許出願による知的所有権の保護)
微粒子のバラ貨物を出荷する際には、粉塵が飛散し、職場環境の改善課題となっていました。そこで、粉塵が一切飛散しないとともに、作業をほぼ自動化した構造のトラック積み込み機に更新しました。職場環境の改善と省力化を図るにあたり、メーカーと共同で研究開発しました。特許の出願も行い、知的所有権の保護も図っています。
教育・研修活動の充実
安全・品質管理部では、当社グループの従業員をはじめ協力会社を対象にした事故防止活動研修会による教育啓蒙活動を展開し、安全意識と現場スキルの向上を図っています。
事故事例、再発防止策や予防策の情報共有、マニュアル整備による現場ノウハウの蓄積により、安全で高品質な物流現場の確立を図っています。
労働時間の管理
勤怠システムの利用により時間外を管理し、36協定(労働基準法)を遵守しています。
DXの推進
業務プロセスのデジタル化を推進して、労働時間の短縮や業務効率・生産性の向上を図っています。
自動化設備の導入などで、作業と保管の効率化・最適化を図り、お得意さまのサプライチェーンの付加価値向上にも貢献してまいります。
健康の増進
当社グループの従業員がいきいきと心身ともに健康で働き続けることができるように、全従業員に定期健康診断とストレスチェックを実施しています。
定期健康診断の実施
年1回の定期健康診断を実施して、生活習慣病の予防などを推進しています。長時間労働者には産業医による面談を徹底し、健康被害防止に取り組んでいます。
メンタルヘルスケアへの取り組み
年1回のストレスチェックを実施して、高ストレス者へのフォローなどメンタルヘルスケアを推進しています。
若年者層には、ストレスマネジメント研修を開催しています。
インフルエンザワクチン接種補助
インフルエンザ予防接種の集団接種や補助を行ない、予防接種を受けやすい環境を整備しています。
新型コロナウィルス感染予防対策の徹底
当社グループは、総合物流企業集団として、経済活動・国民生活の維持に不可欠な物資の流通を支えています。そのため、取り組み可能な予防対策を確実に徹底するとともに、感染者が発生した場合でも、物流を継続するための取り組みを実施、継続しています。
社会貢献活動・地域貢献活動への参加
方針
地域社会との関わり
各地区の港運協会、倉庫協会などに所属し、地域振興、港湾施設見学会など、港と周辺住民との融和を図っています。川崎支店や東扇島支店では川崎市、川崎港振興協会、周辺企業などと一緒に、地区内や周辺海域の清掃を行い、地域の美化に努めています。
港湾地区見学会の実施(川崎みなと祭り)
当社グループが運営に参画している川崎港コンテナターミナルにおいて、未来を担う子供たちへの港の学びの体験として、川崎みなと祭りの川崎港見学会が開催され、当社グループの従業員が案内役を務めました。現場を見学して、川崎港が私たちの生活にとって、どのような役割を担っているかを実際に目で見てもらい、「働く港」を身近に感じてもらいました。
当社グループでは、今後も地元の自治体や各団体と協力し、事業を通じた社会貢献を継続してまいります。
志布志お釈迦祭りへの参加
災害発生時の地域貢献
災害発生時などには緊急支援物資の保管場所や荷役作業を提供する体制を整え、災害が発生した際も、経済・社会のライフラインを支え貢献いたします。
献血活動への参加
地域の献血活動への参加や、志布志東洋埠頭では献血会場を提供しています。
地域に根付いた取り組み
志布志東洋埠頭では、消防団への登録、米作りをして地域の施設に配布、FM志布志の地域制作活動への関わりなど、地域に根付いた取り組みを行っています。
地域などのSDGs達成のパートナーへの登録
- みなとSDGsパートナー登録
- かわさきSDGsパートナー登録
- 鹿児島県SDGs登録
社会貢献活動の支援
- 日本ユネスコ協会連盟(維持会員)
- 東京商工会議所(会員)
- 国連WFP協会への賛同(賛助会員)
- リサイクルポート推進協議会(会員)
各港湾振興協会
ダイバーシティ&インクルージョンへの取り組み
方針
ハラスメントの防止
ハラスメントなどの早期発見と未然防止を図るため、社外取締役が関与する内部通報窓口(相談窓口)を設置し、男性・女性それぞれの幹部社員を配置、相談できる体制を整備しています。
また、当社グループ全従業員を対象に、ハラスメント防止をテーマにしたコンプライアンス研修を年1回開催しています。
ダイバーシティの推進
当社グループでは、全ステークホルダーのニーズに応えるためには、当社の経営理念を具現化できる人材を育成するとともに、人材の多様性の確保が重要であると考えています。
人材の多様性を確保するために、採用の門戸を広げ、性別、国籍、既卒者、職歴を問わず幅広い採用活動を行っており、採用後は各従業員の能力などに基づいて人事考課を行っています。若年者層の昇格機会早期化や高年齢者層の待遇改善を実施しました。
ワークライフバランスを保つため、家庭事情などにより勤務地域を選べるエリア職も導入しています。
管理職についても女性、中途採用者、外国人の区別なく、引き続き人材の多様性の確保を図ってまいります。
対象範囲:東洋埠頭単体
人材育成(教育・研修活動の充実)
方針
従業員の能力向上やキャリアアップの促進
従業員のキャリアプラン(若年者層の早期昇格を含む)を明示し、OJT研修のほか、階層別研修制度や自己啓発表彰制度を設けて、従業員の能力向上やキャリアアップを促進しています。
さらに、業務プロセスのデジタル化を推進して、労働時間の短縮や業務効率・生産性の向上を図っています。
取り組み事例の紹介
表彰制度(自己啓発、永年勤続、提案制度など)
SDGsの取り組みへの意識浸透
様々な会議などを通じてSDGsの考え方や取り組みを共有し、理解促進のため社内広報誌に記事を連載するなど、意識浸透を図っています。