埠頭業務
- 山田 巧
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川崎支店 埠頭部 業務課
2019年入社 海洋工学部卒
働いていて感じる東洋埠頭の魅力は?
創業90年以上の歴史を誇り
港湾運送業を牽引する姿に惹かれて
大学受験を控え進路を考えた高校時代、「人々の生活を支える物流分野」に興味を持ち、大学では物流が学べる学科を専攻しました。港湾運送業をリードしてきた当社は、バース(船の停泊所)と倉庫を自社で保有しており、スケールの大きな業務に携わることができます。そして、外航船の船員との打ち合わせは、英語を使ってコミュニケーションを取っています。メールや依頼書のほとんどが英語でのやりとりなので、日本にいながらも世界中と繋がっている楽しさがあります。さらに、倉庫の保管料が柱となり利益をあげていることから、社会情勢の影響が少なく、安定した事業展開が行えるのも当社の魅力です。
これからの目標を教えてください。
物流は経験するほど奥深さを感じる
だからもっと向上し、成長したくなる
今後は後輩がもっと増えてくると思うので、リーダーシップを発揮できるスキルを磨き、周りを巻き込みながら、目標を成し遂げる人材になりたいです。現在は、埠頭部で船の仕組みや機材の取扱いなどを学んでいる過程ではありますが、ゆくゆくは、様々な部署を経験し、視野を広げたいと思っています。資格が必要な通関士の仕事にも興味がわいています。専門知識をたくさん身に付けて、物流業界におけるプロフェッショナルを目指したいです。
Career Path
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入社1年目
- 物流の全体像を知る
- 全長353m、水深12mの自社バースを見回りながら、海外から来た船が港に着岸する際の流れを学ぶ。船の構造、商品の種類、作業用クレーンなど業務に関わる基礎を習得。
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入社2年〜
3年目- 動きを止めない管理体制に挑戦
- 大型貨物船のフォアマンと野積場の管理を担当。先輩社員の指導がありながらも、一人で現場の対応を行うことが増える。現場担当者や協力会社への交渉も少しずつ経験。
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入社4年目
- 経験を通じて判断力が高まる
- 大型貨物船荷役、野積場の計画書の作成に携わる。効率的な荷役方法を考えながらスムーズに業務が遂行できるよう、様々なプランに果敢に挑戦。船が2隻同時に着岸する不定期なスケジュールにも対応できる力が身に付く。
責任を担ったフォアマンとして
100人以上のスタッフをまとめあげる
入社後、川崎支店埠頭部に配属が決まり、以来、二つの業務を担当しています。一つは、「大型貨物船荷役」という、船舶の荷物の積み降ろしを終えるまでのフォアマン(監督役)です。まずは、商品の量や種類に応じて、運ぶ時間や保管場所を計算し、荷役計画を作成。作成した書類を基に、現場担当者や協力会社へプランに沿って動いてもらうための働きかけを行います。扱っている商品は、バイオマス燃料や穀物など多岐に渡ります。大型クレーンを使いながら、何時間もかけて船から陸へと運び込まれるまで、全体フローを見守るのがメイン業務となっています。
ふたつめは、保管業務です。当社は、「野積場」という雨や風に対応できる屋外の保管倉庫を持っています。本船荷役で担当した輸入商品や、国内から入庫される商品を野積場内に置き場を決めていく仕事です。限りのあるスペースなので、商品が円滑に入出庫できるよう効率的なプランニングをしています。この業務に関わる方はベテランが多く、私の方が業務経験は浅いので日々の学びを大切に、スキル向上に努めています。